ロニーコールマンのトレーニングに欠かせない要素の一つである食事メニューをご存知でしょうか。
ボディビルダーの大会では8連覇を遂げた偉業を残し、引退するまでの期間は決まった食事メニューを規則正しく取っていました。
プロなら誰でも当たり前と思うかもしれませんが、食事メニュー内容や規則ただしい生活は、他のボディビルダーたちと決定的に違う点がありました。
その異様すぎたロニーコールマンのトレーニング食事の謎を解明してを説明していきます!
ロニーコールマンのトレーニング前の食事バランス感覚が異様すぎた
ロニーコールマンのトレーニングの一環としてある食事は、重要なメニューの細かいバランス感覚が抜群です。
筋肉の補強に役立つたんぱく質食品や補強剤よりも、食事で体を作ることを重視していました。
ロニーコールマンさんの食事には、多くの主食が含まれています。
ロニーコールマンは他のボディビルダーたちと違って、一般人のとる食事に近いメニューを細かく少しづつ食べていました。
人工的なものに頼りすぎず、野菜や肉を重視し、主食を注意深く食べることで成功したのはロニーコールマンただ一人なのです。
それでは、大会のオフシーズンのメニューと、オンシーズンの食事を具体的に説明していきます。
ロニーコールマンのトレーニング時の食事オフシーズン編
ロニーコールマンのトレーニング時には、オフシーズンであろうとも1日に6回の食事を行います。
ロニーコールマンは寝起きの一杯の水と同じタイミングでL-アルギニン飲むことを忘れないようにしているとインタビューで語っています。
最初のしっかりとした朝食は11時。ブランチを取ります。
ロニーコールマンのオンシーズンでは、筋肉の補強に役立つたんぱく質食品の摂取量を増やし、炭水化物の種類を増やします。米やじゃがいもを全てグリッツ(アメリカ南部でよく食されるとうもろこし粉)と卵白を混ぜたものを炒めて食べます。
午前中はエネルギー燃焼を促す燃焼系の添加物を細かく飲み、夜は育てる筋肉の栄養になるよう、筋肉の補強に役立つたんぱく質食品を飲みます。
そして必ず一日の食事の回数を守り、決まった時間に食べます。
(筋肉の補強に役立つたんぱく質食品のみも食事一回に数えます)
幸いなことに、ロニーコールマンはバーベキューソースが大好物で、どんなに味気ない淡白な食事でも、このバーベキューソースをかけて食べることで満足感を得ていました。
好きな味付けを作るのは、過酷な食事制限の中で大切な心的ケアになるかもしれません。
ロニーコールマンのトレーニング時の食事オンシーズン編
ロニーコールマンは大きな筋肉をキープするために、決められた食事をトレーニング前に正確に食べなければなりません。
筋肉の消費エネルギーを計算すると、1日で使い切るエネルギー量は5332エネルギーと、タンパク質546グラム分でした。
これは一般男性の平均値の3倍ほどあり、トレーニングを日々欠かさないロニーコールマンは、その筋肉をキープするために
綿密なエネルギー量の計算を行いました。また、オフシーズンと比較して、なんと食事量は減らさずに減量を成功させます。
食事時間の規則を守り、エネルギー量だけを計算して食事メニューを変える事を行いました。
例えば、牛肉の赤身を鶏胸肉に変えたり、ポテトを玄米に変えるなどを行いました。
大会前のロニーコールマンは、規則的に食事メニューを管理し、自分で料理します。
多くのボディビルダーたちが避けてきた主食を、しっかり食べていたのですが、実はその主食をただとるのではなく。
ロニーコールマンの食事は主食の種類を増やすことで成功しました。
ロニーコールマンは大会に出るために、体重を10キロ以上のシェイプが必要になるため、食事にも制限が必要でしたが、タンパク質のみにこだわったりせずに、バランスよく食べることを必ず守りました。
次はオンシーズンの特徴を説明します。
ロニーコールマンのトレーニング時の食事には主食にこだわる
ロニーコールマンはインタビューで、トレーニング前の食事について「これは仕事の一環だ」と語っています。
ロニーコールマンは添加物や筋肉の補強に役立つたんぱく質食品に大きく頼りすぎず、主食と野菜と肉のバランスよく食べることが秘訣だと言います。
当たり前のことのようで、実はバランスよく食べることと、大会前に体をシェイプすることを、うまく両立するのは大変難しいことで、多くのボディビルダーが失敗しています。ロニーコールマンは食事シーンからすでに仕事として、トレーニングをする感覚で食べているのです。
ロニーコールマンのこだわりを成功させるには、時間を守ることと、綿密なエネルギー計算からくるものです。
その日のトレーニングメニューと、消費エネルギーをしっかり計算していきます。
そうすることで、幅広い食材からその日に何を食べればいいのかわかると言います。
そして大好きなバーベキューソースです。とりあえず何にでもかけておけば美味しくなくても食べられるのです。
種類の多い主食、というものがどんなものなのかあげていきますと、
玄米
豆類
グリッツ「とうもろこしの粉末」
を、その日のトレーニングメニューに合わせて料理法をお変えていきます。
食物繊維も同時に摂取できるので優秀な主食なのですが、味がありません。
これを食べているときのロニーコールマンの表情は、どうにも形容しがたい様子です。
ロニーコールマンはこの炭水化物のバランスをキープしつつ、一週間の食事メニューを考えます。
一週間の食事ローテーションは、6日を低炭水化物質の日とし、1日を高炭水化物質の日と決めました。
ロニーコールマンは大会の日まで、決めたメニューを必ず守りました。
次は実際のメニューを説明していきます。
ロニーコールマンの異様すぎるトレーニング食事メニュー
ロニーコールマンがトレーニングがある1日で消費するエネルギー量は以下の通りです。
脂肪: 150g
たんぱく質: 546 g
炭水化物: 474 g
とあるオンシーズンの食事
寝起き | 水とL-アルギニン |
ブランチ(11時) | グリッツ(アメリカ南部でよく食されるとうもろこし粉)と卵白を混ぜたものを炒める。コーヒー1杯 |
トレーニング前 | ホエイ系筋肉の補強に役立つたんぱく質食品、L-アルギニン、BCAA |
ランチ(14時) | 鳥の胸肉を焼いたものにバーベキューソース、小豆、コーンブレッド |
18時 | L-アルギニン |
19時 | チキンブレスト(蒸し鶏の事。ロニーコールマンは蒸した後焼き目を付けるのが好き)、ベイクドポテト。 |
22時 | 野菜、チキンブレスト、豆類、ピンクレモネード |
0時 | 筋肉の補強に役立つたんぱく質食品(ホエイ系) |
就寝 |
ロニーコールマンのトレーニング時の食事メニューは異様なほどバランスが良い
ロニーコールマンは全ての食事を自分で作っていましたが、量をしっかり計算しています。
小豆のカップ1半、玄米は、1杯と1/2杯、トウモロコシパンは2つのスライスにする、などを習慣つけて軽量カップで計算します。
6日間の低炭水化物メニュー(上記)をこなした後は、フライドポテトやベイクドポテトなどの、じゃがいもを使ったメニューや、玄米を使った高炭水化物のメニューを挟みます。そうすることで、エネルギーが効率よく循環すると言います。
また、ロボットのように決めた制限メニューだけを摂取しても楽しくないので、大会後のリミッター解除した1日は、ファーストフードなどを好んで食べました。
日々の食事を仕事の一環と割り切り、大会が終わったあとは好きなメニューを楽しむ。
そうすることできっちり心のケアをしているのが一流のプロです。
以上、ロニーコールマンのトレーニング食事が異様な理由でした!

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